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突然ですがボランティアに参加したことがありますか。ボランティアといっても学校や地域の活動から国際協力まで幅広くありますが、ある程度規模の大きい社会活動を行う非営利団体などは、継続的なボランティアや寄付が不可欠です。通常の仕事や税金のように拘束力が無いので、その活動の意義を理解し、賛同してもらう必要があります。

非政府組織(NGO)や非営利団体(NPO)は多くの人に高い関心を持ってもらい、ボランティアの参加もしくは寄付という賛同とサポートというアクションを得なければなりません。それはある意味では企業のマーケティング同様、もしくはそれ以上の訴求力と集客が問われます。今回はそんなNGO(NPO)などが制作したプロモーションの動画をご紹介します。中には企業プロモーションの参考になるアイデアもあるかもしれませんので、参考にしてみてください。

第3回東北支援シークレット チャリティイベント「羽田空港フラッシュモブ2015」KnK


こちらは、「国境なき子どもたち」が、東北の被災地の子どもたちに音楽のプレゼントをしようと企画したイベントの模様です。2015年12月25日、クリスマスの夜、羽田空港に突然250人にものぼるオーケストラと大合唱団が現れ、第九フラッシュモブが行われました。羽田空港に働く仲間を中心に力を合わせ、立ち上がったイベントの第3回目です。(第1回 羽田空港2012年、第2回 六本木ヒルズ2014年に行われました。)

フラッシュモブによって注目を集めることが可能となり、会場で「認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)」を通じて、東北の子どもたちの教育支援などに充当する募金活動が行われました。

ラグビーNZ代表ALL BLACKS、フレンドネーションに参戦! ~30秒間にパスを何回できるか~


ラグビーのニュージーランド代表のALL BLACKSが、新たなユニセフ支援のかたち「フレンドネーション」のキャンペーンに参加しました。ALL BLACKSのベン・スミス、コーディ・テイラー、カール・トゥイヌクアフェの3選手が小学校を訪問し、30秒間で何回パスできるかに挑戦する内容です。ラグビーボールでは華麗なプレーを見せるALL BLACKSのメンバーですが、水入り風船ではなかなかうまく行きません。そんなギャップが子どもたちを楽しませ、親御さんを含めてキャンペーンへの関心を高めています。日本ユニセフ協会は、この動画でチャレンジへの応援の寄付と、広く一般の方へフレンドネーションへの参加を呼びかけています。

VTuberチャリティーライブ

今やVTuberも動画でチャリティに参加しています。こちらは2018年7月の西日本豪雨ならびに同じく2018年の北海道胆振東部地震の被災地支援を目的とし、同年9月19日に配信したVTuber53名によるチャリティーライブです。

9月19日の21:00より、人気VTuber(バーチャルユーチューバー)が多数出演するチャリティーライブが開催され、VTuber専用ライブ配信プラットフォーム「REALITY」とYouTubeで配信されました。VTuberでは人気の高い「キズナアイ」をはじめ、「ときのそら」や「富士葵」、「アズマリム」、「かしこまり」、そしてREALITY公式VTuber「いそら真実」など総勢53名が出演しました。主催したバーチャルYouTuberに特化したライブエンターテインメントの民間企業株式会社Wright Flyer Live Entertainmentはこのライブの収益を日本赤十字社を通じて西日本豪雨、ならびに北海道胆振東部地震の復興支援のために寄付しました。

We Are The World 25 For Haiti – Official Video


1985年にマイケル・ジャクソンが生み出した名曲“We Are The World”のリメイクとして、ハイチ大地震の救援活動のためにライオネル・リッチーやクインシー・ジョーンズが立ち上げた動画です。25年前に元祖We Are The Worldが収録されたオリジナルスタジオ(ヘンソンレコーディングスタジオ、元A&Mレコーディングスタジオ)と同じスタジオで、2010年2月1日に録音された “We Are The World 25 for Haiti”。この録音には80人以上のアーティストとパフォーマーが参加し、25年前の元の録音と同じ熱意、目的意識、壮大さを具現化しました。世界的なアーティストが参加しているだけに2億回以上も視聴されるほど、影響力が有りました。

まとめ

商業的なプロモーションでは有名アーティストの参加はそれ自体が経済活動となってしまいますので、なかなか実現できるものではありませんが、人々の注目を集める手法として参考になります。動画にはテキストや音声だけでは伝わらない何かがあります。動画の持つメッセージの伝達力を使って、改めて動画によるコンテンツを自社のプロモーションにも活用してみませんか。

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