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「企業は人なり」と言う名言にもある通り、人事業務、特に採用は責任のある仕事です。責任があるからこそやりがいと共に悩みも多くあります。そのなかでも新卒採用担当者にとって悩ましい問題のひとつが「内定辞退」では無いでしょうか。内定に至るまでの手間・コストが無駄になる上、新たに他の学生に内定を出したり、募集をかけたりしなければならないこともあります。そこで今回は、今や当たり前となっている新卒採用を目的とした企業紹介動画を活用した、内定辞退対策となりえる動画コンテンツについて考えてみたいと思います。

いまの会社に内定を決めた理由を教えてください。


1位 会社の雰囲気 108人(21.5%)
2位 職種 83人(16.5%)
3位 勤務地 48人(9.5%)
4位 給与 47人(9.3%)
5位 企業の安定性 44人(8.8%)
5位 業界 44人(8.8%)
引用:新社会人の55.1%が「内定先で一生働きたい」と回答!内定先の決め手は「会社の雰囲気」が最多【新社会人白書2018】

会社の内定を決めた理由の1位は、会社の雰囲気でした。毎日そこで働くのですから、できるだけストレスを溜めたくないもの。雰囲気が自分に合っているかは大切ですよね。そして、上位に共通していえることは、内定を出した学生が企業で働くイメージをきちんと描けているかどうかが、入社を決断する決め手になっているということではないでしょうか。

企業の採用動画事例

その入社を決めた学生の知りたいことやイメージが具体的であればあるほど、内定を辞退することを減らせるのではないでしょうか。そこで実際に他の企業の事例を見て見ましょう。

バンダイ 新卒採用動画


おもちゃメーカーのバンダイ。一つの仕事を複数の部署で連携しながら進めて行く流れを具体的に紹介することで、学生にとってはイメージしづらいチームで行う仕事への不安を解消する様な内容となっています。また社内の人間関係についても紹介していますので、学生自身が入社後どの様な人と接することになるのか、イメージしやすいコンテンツになっています。

キングソフト株式会社


無料セキュリティソフトやオフィスソフトを展開しているキングソフト。この動画はキングソフトのオフィス内をぐるりと全部見渡せるムービーになっており、通常の会社資料だけでは伝えきれない社内の風景を見る事ができます。面接等で会社訪問する学生にとっては、受付や会議室などの一部の場所しか実際に見る事ができませんので、他のオフィスエリアを見ることが出来るのは安心につながると思います。こちらの動画はドローンを取り入れ、普段の目線と違う角度からオフィスを見る事ができるため、人の目線とは違ったイメージで飽きさせない内容に仕上がっています。

ファンコミュニケーションズ


インターネット広告(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)のファンコミュニケーションズ。実際に勤務されている営業職の方にスポットをあて、インタビューを軸に構成している人材採用動画です。WEB業界を選んだ理由、そしてなぜファンコミュニケーションズ社を選んだのか、入社してから苦労したこと等をインタビューしています。在職者の生の声を求職者に届ける事で、社内の様子がわかるコンテンツとなっています。

学研プラス(学研グループ)


出版社の学研プラス。8名の先輩たちが学研プラスでの仕事内容を紹介します。それぞれの部署で違うコンテンツを作成している出版社での仕事として、企画・編集等のコア業務の他、ライセンス販売など多岐にわたる業務を紹介しています。実際の業務を分かりやすく説明することで、入社前と入社後のギャップを小さくすることが出来るのではないでしょうか。

三菱重工


国内重工業の大手である三菱重工。一般の人では立ち入ることが出来ない場所での業務は学生に取ってイメージしづらい仕事です。研究所や大学で学んだことを具体的に仕事としてイメージ出来るかどうかは、仕事を選ぶ上で大切なことだと思います。大きな仕事は概要とイメージだけが先行してしまいがちですが、現場での業務、仕事内容を動画で表現することで、学生に対して更にわかりやすく伝えることが可能となります。

まとめ

採用担当者の仕事は、会社の未来を担う人材を採用するとても重要なミッションです。その業務はかなり大変なものでありながら、他の組織からすると見えにくいものです。そして、 「売り手市場」と言われて久しいここ数年の新卒採用市場。学生の選択肢が増える中、如何にして自社を選んで貰えるかは、その学生がその企業で働いている自分を具体的にしっかりとイメージ出来るかどうかにかかっているのではないでしょうか。働いている自分をしっかりイメージ出来る動画コンテンツは、企業を支える大切な人を採用し、内定辞退を低減することに大きく貢献することが可能です。

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