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動画や画像、テキスト、イラスト、メールマガジンなど、商品やサービスとの相性の良いコンテンツ形式で展開されるコンテンツマーケティング。その中でも動画を使ったコンテンツマーケティングは、ご存知の通り注目を集めています。動画を取り入れたコンテンツは自社のブランド価値を高めるためのコンテンツマーケティングですが、自社で動画のコンテンツを制作するとなると、コンテンツ選定自体が課題になってしまう事があります。

自社の強みを活かせるコンテンツとして、意外に人気なのが工場見学。ユーザーは、貴社の商品を知っていてもその製造工程や作り方は知らないものです。自分たちには当たり前のことでも、ユーザーに取っては新鮮で興味深いものであったりします。また工場見学は、子供連れの家族にとっても人気です。ゴールデンウイークや夏休みの直前になると必ず急上昇する検索キーワードなのです。

ユーザーにとって驚くような機械や斬新なアイディアが詰まった製造工程の臨場感をコンテンツとして配信する時におすすめなのが、「360°動画」。360度動画はその名の通り、360度全方位をぐるりと一周取り込める撮影技術とその動画のことです。映像を再生中にマウスをドラッグしたり、スマホを上下左右に傾けることで「360度」の映像空間を自由に行き来できるので、リアルな工場見学が可能なのです。

工場見学動画で注意したいポイント

  1. ユーザー目線のコンテンツ
    メーカー(生産者)としては、いろんなことを動画に盛り込みたくなり、つい情報が多くなりすぎる事があります。これではユーザーにとっては何が言いたいのか分からなくなってしまうことや、インパクトに欠ける内容になってしまいます。ユーザーが知りたい、どこで、誰が、何を、どうやって作っているかを中心にコンテンツをまとめた方が良いでしょう。
  2. 人とモノと工程のバランス
    動画には、作っている人や製造を管理している人、作っているものや機械、そしてその製造工程の映像のバランスが大切です。機械や原材料、スタッフ、従業員の動きを製造工程に合わせてうまく表現しましょう。

360度動画の工場見学事例

実際に360度動画を使った工場見学の事例をご紹介します。

文化堂印刷湘南第一工場360°工場見学してみよう! / VR Tour into Bunkado’s Printing facility

文化堂印刷株式会社


昭和24年創業の総合印刷会社の文化堂印刷。その湘南工場第一工場内を360度見回すことができます。輪転機3台を見回すことができる大迫力の映像となっております。カメラを持っているスタッフも写り込んでいることがリアリティを増しています。

VR360°カゴメ工場見学MOVIE

KAGOMEJP


カゴメの契約農家で収穫したトマトがジュースになるまでの様子を、360°VR(バーチャルリアリティ)で撮影した工場見学コンテンツです。動画内にクイズが表示され、学びならが見ることが出来ます。

Google Data Center 360° Tour

Google Cloud Platform


オレゴン州にあるGoogle Cloud Platformのデータセンター。普段は決して入ることが出来ない、セキュリティが厳しいデータセンターを360度動画で紹介しています。

GE 360 – Inside a Gas Turbine Factory – GE

General Electric


サウス・カロライナ州にあるゼネラル・エレクトリック社の中でも世界最大のガスタービン工場の工場紹介動画です。強大なガスタービンを作る巨大な工場を360度動画によって体験することができます。

A 360 VR tour of the Shinola factory with Luke Wilson

Shinola


メイド・イン・アメリカ&高品位にこだわる新鋭メーカー「Shinola」。自転車、時計、バッグ、オーディオ機器などのメーカーです。映画俳優のルーク・ウィルソンが会社内や工場内を軽快なナレーションで紹介しています。

360VR Factory Tour/Tsuchiura Works_Hitachi Construction Machinery Ltd.

Hitachi Construction Machinery Channel|日立建機チャンネル


日立建機のマザーファクトリーである土浦工場の一部を360VR動画で紹介しています。この動画は1分以内と短く、ユーザーを飽きさせずにYouTubeから自社の油圧ショベル工場を紹介している自社コンテンツに誘導する工夫がなされています。

まとめ

動画コンテンツというと、キャストを使ってきれいな場所でロケをしたり、バズりそうな奇抜なストーリーや映像のコンテンツを制作する事に偏りがちですが、ユーザーが求めているものはもっと身近にあるものです。自社で当たり前だと思っていることが、実はユーザーが知りたい、そして興味があるということは良くある事です。まずは自社工場の様子や製造工程などの自社の強みを行かせるコンテンツを活用して、動画コンテンツマーケティングをスタートしてみませんか。

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